英単語入門~中学基本語マスター

11、英単語入門~中学基本語Kの巻

1, k=アルファベットの第11字。
2, keep=「事物・状態が続く」という自動詞が本来の用法。他動詞では「人・物・位置・状態を保つ」の意から、それを「守り続ける」の意を表す。持ち続ける、~にしておく(leave)、~を続ける。
keeper=(秘密・約束などを)守る人、保護者、後見人、番人。
keep A from B(doing)=A(人・物)にB(動作)をさせない。
Cold weather keeps many plants from blooming.(寒い天候のために多くの植物が開花できない。)
May God keep you (from harm).(神がお守り下さいますように、お大事に。)
Am I my brother's keeper?(旧約聖書:私の知ったことではない。) 
3, key=「錠を掛けたり、開けたりする道具」が本義。鍵(謎・秘密・慎重などの象徴。対応する「錠」はlock)、主音(keynote)、声の調子。
4, kick=「足で打撃を与える」が本義。蹴る。strike=「(道具などで)打撃を与える」が本義。打つ、叩く(hitより堅い語)、襲う。
5, kill=「殺意を持って人を死なせる」より「(殺意が無くても)結果的に生命を奪う」意に一般化した。殺す(murderは「人が不法に計画的に人を殺す」)、命を奪う、台無しにする。
6, kind=「生まれ・性質(を同じくするもの)、親族(kin, kindred[kindrid])」が原義。種類(sort, class, form, type)、族(race)、属(genus)、種(species[spi:∫i:z])。
a kind of=~のようなもの(で実は違うもの)。
It takes all kinds ( to make a world ).(人様々だ。十人十色だ。)
7, kind=「生まれのよい」が原義。親切な(kindhearted)、思いやりのある(⇔unkind)。
kindly=思いやりのある、親切に(も)。
kindness=親切心、親切な行為。
8, king=王(⇔subject=臣民、国民)、大御所。
queen=女王。
emperor=皇帝。
Majesty=陛下(国王及びその配偶者に用いる)。
kingdom=王(king)の領地(dom)。王国(「帝国」=empire)。
9, kiss=キスをする、キス。
10, kitchen=「料理に関する」が原義。台所。
11, knife=ナイフ。knives(複数形)。
12, knock=「こぶし(堅い物)で音を立てて叩く」が本義。トントンと叩く、ノックする(poundより弱く、tapより強い打ち方。英米では、握った手の平の方で3回以上叩くことが多い)。
Fortune knocks at least once at every man's gate.(幸運は誰でも一度は訪れる。)
13, know=知っている(understandが認識の程度の深さを強調するのに対して、knowは話者が事実・真実として確信していることを強調する)。knew[u:](過去形)、known[ou](過去分詞)。
knowing=知ったかぶりの。
knowledge=知識(研究・観察・経験などから得た、かなりまとまった情報informationで、真理・事実として確立したもの)、知っていること。
as far as I know=私の知る限りでは。
you know=(文尾で)~でしょ(上昇調を取り、同意を求めたり、内容を確認する)。
She knew what she was doing.(彼女はよく知って事をしていた。「悪いと知っていてやった」の意ではなく、「分別をよくわきまえていた」の意。)