主語が動作を行うという関係を表す動詞の形(態、voice)を能動態と言い、主語が動作を受けるという関係を表す動詞の形(態)を受動態と言います。受動態はbe+過去分詞で表され、能動態の目的語が主語になった表現です。動作主を示す場合はbyを使います。「~される」という動作を表すことを明確にするために、beの代わりにget, grow, become等の動詞を用いることがあり、「~されている」という状態をはっきり表す場合、lie, remain等の動詞が用いられることもあります。
I don't know when the window was shut.(その窓がいつ閉められたか知らない。動作。)
The window was shut when I went by.(その窓は私が通った時には閉まっていた。状態。)
感情を表す他動詞(surprise, please, disappoint等)や再帰代名詞を伴う他動詞(seat oneself, dress oneself等)は受動態で表現されることが多く、能動態のように訳します。「生まれる」(be born)、「凍る」(be frozen)、「おぼれる」(be drowned)、「やむを得ず~しなければならない」(be forced
We were surprised at his ignorance.(我々は彼の無知に驚いた。)
I was forced to make up my mind to start in the storm.(私は嵐の中を出発するよう決心せざるを得なかった。)
能動態(build, cut, drink, eat, prepare, sell, wash等)や不定詞・動名詞によって受動態の意味を表すものがあります。
This book sells well(=is sold).(この本はよく売れる。)
「S+V+O+C」の文を受動態に変えると、補語は動詞のすぐ後に置かれ、補語の原形不定詞にはtoが付きます。
I believe him honest.=He is believed honest by me.(私は彼を正直だと思う。)
Her father made her stay indoors.=She was made to stay indoors by her father.(彼女の父は彼女を家の中にとどめた。)
be covered with~(~で覆われている)
be filled with~(~でいっぱいである)
be interested in~(~に興味がある)
be known to~(~に知られている), be known by(~で分かる)
be made of(from)~(~で作られる、ofは材料の形が製作物にとどまっている場合、fromは材料・原料が変形して元の形をとどめていない場合)
be surprised(amazed, astonished, frightened, disappointed) at(~に驚く、ぎょっとする、失望する)
be pleased(satisfied, delighted) with (~を喜ぶ、満足する)。
be disappointed in~(~に失望する)
be excited(興奮する)
be shocked at~(~にショックを受ける)
be injured(hurt, wounded)(ケガをする)
be accustomed to~(~に慣れている)
be drowned(溺死する)
be burned down(全焼する)
be acquainted with~(~と知り合いである)
be laughed at(~に笑われる)
be convinced that(~と確信する)
be reminded that(~のことを思い出す)
It is said that (~と言われている)=People(They) say that
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